平均点について
※このページでは数式導入の都合上、スマートフォン・タブレットでの表示ではレイアウトが崩れている部分があります(右にスクロールすることで数式全てを読めます)
進振りの点数の種類について

UTESでは下記二つの評点を計算します。

  • ①基本平均点
  • ②独自の算出方法に従った学部指定平均点
基本平均点
基本平均点は、ほとんどの学部が採用する評点の算出方法です。
基本平均点 = 各科目の 評点 × 単位 × 重率 の総計 各科目の 単位 × 重率 の総計
  1. 評点は、試験が終わってから出される最終的な点数

  2. 単位数は、セメスター制の講義であればすべて2単位、ターム制の講義であれば必ず1単位です(スポ身や週2コマなどの例外あり)

  3. 重率は1もしくは0.1のどちらかの値です。

  4. 取得単位のうち前期修了条件の必要最低限分の単位に関しては重率1がかけられ、それを超過して単位を取得した場合は重率が0.1となる。(前期修了要件の単位数が基準であり、その他の4単位(理系の場合は3単位)と主題科目は重率0.1となっているので注意が必要です)

  5. 点数の高いものから前期修了条件用の単位として考える

  6. 2系列以上で8単位の取得の場合、2単位を5つ取っていても7単位と1単位が重率1で入る可能性がある。

    上の例でいうと例えば点数の高いもの上位8単位が全て同じ系列の場合、上から2単位の授業×3とその系列で次に点数の高い2単位の授業の1単位分を重率1で(セメスターであっても) 、2系列以上の条件を満たすための系列の授業2単位(セメスター)のうちの1単位を重率1で計算。これらで8単位となり残りを重率1で計算する。

0点算入について

0点算入とは、単位を取得していない教科の得点を0として平均点を計算する方法です。UTASでは0点算入を利用して平均点が算出されてしまいます。例えば、63単位を取得予定の学生が、1Sセメスターまで(29単位を取得したとする)の得点を、0点算入を考慮して計算すると、1A・2Sセメスターで取得予定の34単位分は0点として代入したうえで、63で割られてしまうので、現時点での平均点がわかりません(現時点での平均点より低い点数がでます)。

UTESでは0点算入の場合の点数を表示することができます。その場合元のデータが消えるわけではなく、元に戻せます。

学部指定平均点について

全ての学部でUTESでは2018年度入学者用履修の手引きに従い学部指定平均点を算出します。


特に注意が必要な農学部と工学部について記します。



~農学部指定平均点~

農学部指定平均点 = 基本平均点 × 取得単位数(最大90単位)

  1. 取得単位数は合格・不合格のみの単位を含む
  2. めちゃくちゃ高い点数が出る

~工学部指定平均点~

工学部指定平均点 = 各科目の 工学部評点 × 単位 × 重率 の総計 各科目の 単位 × 重率 の総計

  1. 工学部評点:成績表の評点を以下の換算表に従って換算したものです。
  2. 表は横にスクロールできます

    評点 0~49 50~54 55~59 60~64 65~69 70~74 75~79 80~84 85~89 90~94 95~100
    工学部評点 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

  3. 重率について
    基本平均点では前期課程修了要件を超過した分は重率が0.1であった。工学部指定平均において重率は、前期課程修了要件を超過しないものはすべて1、超過分は10.1のどちらか工学部指定平均点が高くなる方がそれぞれの科目で適用される。
  4. 前期課程修了要件に満たない単位数の場合
    基本平均点と同じく0点で単位取得したとし工学部指定平均点に算入される。
  5. 諸注意
    ①総合科目について、重率1となる最終順位の科目が2単位科目で重率1の対象内外にまたがる場合は、2単位のうち1単位は重率11単位が重率0.1または1で「工学部指定平均点」に算入される。
    ②総合科目D系列「スポーツ・身体運動実習」及び「スポーツ身体動 実習Ⅱ」について、「工学部指定平均点」に重率1で算入される のは合わせて2単位まで、重率0.1または1で算入されるのは1単位までです。(平成29年度入学者用履修の手引きp.92より)
具体的な算出方法の例

これらは実際に例を考えてみると分かると思う。簡素化するために総合のD, E, F系列のみ考えてみる。仮に、

  1. D系列 認知脳科学 70点 (セメスター)(2単位)
  2. D系列 身体運動科学 70点 (セメスター)(2単位)
  3. D系列 現代工学概論 67点 (セメスター)(2単位)
  4. D系列 健康スポーツ医学 65点 (セメスター)(2単位)
  5. E系列 海の生命科学 56点 (セメスター)(2単位)

以上10単位を2Sまでで履修し進学選択に臨むとする。


本文作成者は文科3類在籍なのでその条件で考える。


文科3類のD, E, F系列の前期修了条件は最低2系列以上から8単位である。


今回D, E, F系列のみで単純平均点を算出しようと考える時、この場合の平均点はどうなるだろうか。


まず点数が高い順に8単位入れてみる。すると、以下の4つが入る。

  1. D系列 認知脳科学 70点 (セメスター)(2単位)
  2. D系列 身体運動科学 70点 (セメスター)(2単位)
  3. D系列 現代工学概論 67点 (セメスター)(2単位)
  4. D系列 健康スポーツ医学 65点 (セメスター)(2単位)

しかし、これでは最低2系列以上という条件を満たさない。そこで、1単位分をD系列以外の系列から持ってくる。ここではE系列 海の生命科学を入れる。よって最終的に以下のようになる。

  1. D系列 認知脳科学 70点 (セメスター)(2単位)
  2. D系列 身体運動科学 70点 (セメスター)(2単位)
  3. D系列 現代工学概論 67点 (セメスター)(2単位)
  4. D系列 健康スポーツ医学 65点 (セメスター)のうち1単位分
  5. E系列 海の生命科学 56点 (セメスター)のうち1単位分

そして残りの以下の単位については重率0.1で入る。

  1. D系列 健康スポーツ医学 65点 (セメスター)のうち1単位分
  2. E系列 海の生命科学 56点 (セメスター)のうち1単位分

以下が正答の式である。

基本平均点 = 70 × 2 × 1 + 70 × 2 × 1 + 67 × 2 × 1 + 65 × 1 × 1 + 56 × 1 × 1 + 65 × 1 × 0.1 + 56 × 1 × 0.1 2 × 1 + 2 × 1 + 2 × 1 + 1 × 1 + 1 × 1 + 1 × 0.1 + 1 × 0.1 = 547.1 8.2 = 66.719・・・

UTESでは、上の例でのD系列 健康スポーツ医学E系列 海の生命科学のような科目については、重率0.55と表記しています(重率10.1の平均値)。


注意事項

基本平均点の計算において、取得単位数が前期修了条件に満たない場合、未取得分は素点が0点で単位を取得したとして扱われる。4単位足りなかったとしたら、分子には0×4×1=0が代入され分母には2×1+2×1=4が代入される。

例えば上記の例題においてDEFの取得単位が以下のみの場合

  1. D系列 認知脳科学 70点 (セメスター)
  2. D系列 健康スポーツ医学 65点 (セメスター)
  3. D系列 身体運動科学 70点 (セメスター)
  4. D系列 現代工学概論 67点 (セメスター)

前期修了条件のDEF系列から2系列に渡り8単位を埋める際に、6単位まではD系列で埋められるが、それ以上入れるとE・F系列が入らなくなってしまうので2単位分E・F系列を素点0で取ったという扱いにして計算される。

つまり上記のうち健康スポーツは超過分と考えられ重率0.1で計算され、残りが重率1、そして0点が2単位分取得した扱いで重率1で計算に入れられてしまうのである。

東京大学は生徒にやさしいので進学選択の希望届を出す直前になればUTASで学部・学科ごとの評点を自動で計算することができるようになる。ちなみにUTASでは、後述する②の基本平均点は2年になるとみることができるようになる。しかも親切心からか単位数の過不足にかかわらず分母は常に50で考慮され、さらに超過分の単位の素点も実際の進学選択では計算式に入るにもかかわらず無視されるなど素晴らしいオプション付きである。

UTASの素晴らしさが少しでもわかっていただけただろうか。我々のサービスでは点数を入力し学部を選択するだけでその学部・学科の採用している計算方法に従った点数がそれぞれ算出される。従来は自らの力で難しい算出方法に従い評点を学部・学科ごとにそれぞれ算出するしかなかった。我々のサービスでは、履修の手引きの読解など付随する無駄な労力・時間を排除することが可能である。

我々のサービスでは、基本平均点以外の独自評点もこのような面倒くさい式を考慮せずとも取得した単位の点を入力するだけで、重率の判定なども自動でして評点計算をしてくれる。また、未取得分は計算式にいれない方式をとっているので、現在の持ち点の平均点を算出できる。もちろんそのまま進学選択に突入した場合の評点が知りたいのであれば、マイページより0点算入を考慮するようにすればよい。

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